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25 10月

2017年美術館研修を行いました!(関西①)

先日の関東の研修に引き続き、
10月18日、関西での美術館研修を行いました。
関西で2回行ううちの、1回目の様子をご紹介します。
まず訪れたのは滋賀県長浜市にある
「成田美術館」です。

 
「エール・エル」のブランド名の由来ともなった
フランスのガラス工芸作家
ルネ・ラリック(René Lalique 1860-1945)の
作品が展示されています。
約50年かけて収集してこられた
数々の作品を鑑賞することができます。


 
ここでは、恒例の「自分で買いたい作品」を
発表していきました。
同じ作品を選ぶ人もいますが、その理由は様々で
他の人の発表を聞くことで、作品に対して新たな
発見があり、より深く鑑賞することができました。
また、比較的社歴の浅いスタッフが多かったこともあり
エール・エルのルーツとなった
ルネ・ラリックの作品をみることで、
ブランドの根幹をより深く理解することにも繋がりました。

 
展示スペースの隣には
素敵なお庭を臨むスペースがあり
ルネ・ラリックの作品集などを拝見しながら
ゆっくり過ごさせていただきました。

 
成田美術館を後にし、
お昼休憩を挟んで向かったのは「彦根城」です。
築城から410年を迎える彦根城は、
国宝の天守をはじめ、天秤櫓や西の丸三重櫓など
数多くの櫓が現存しています。
天守が国宝指定されたのは
彦根城を含めて全国で5城です。
(他は犬山城、松本城、姫路城、松江城)
彦根城は、外観の美しさだけでなく、
軍事面でも優れていると言われているそうです。
 
こちらは天秤櫓。
大手門と表門からの道が合流する箇所です。
ここに架かっている橋がなければ
天秤櫓の高い石垣を登らないと
本丸へ侵入できないそうで、
戦時には重要な役割を果たします。

 
天守まで階段や坂道をどんどん登っていきます。



 
天守の前で、ひこにゃんと一緒に記念撮影☆

 
正面から見ても、斜めから見ても
とても美しいお城でした。


 
アイドルひこにゃんと、またまた記念撮影♪

 
隙間なく緻密に積み上げられた石垣も圧巻です。


 
天守を後にし、名勝 玄宮楽々園へ。
庭園部分は玄宮園、
建物部分は楽々園と呼ばれています。
 
玄宮園は広大な池を中心に、
島や入江に9つの橋が架けられており
美しい景観にうっとりしてしまいました。
楽々園は、井伊直弼が生まれた場所なのだそうです。
 
ここでは、たっぷりと見てまわる余裕があったので
穏やかな時の流れを感じながら
昔の暮らしに思いを馳せる時間となりました。
生憎の曇りですが、それも風情があり
何とも良い雰囲気を醸し出しています。



 
この日は雨予報でしたが、何とか天気ももち
過ごしやすい気候のなかで
ゆったりと感性を磨くことができました。
 
今回の研修を、スタッフ一人一人の成長、
ひいてはエール・エル全体の成長に
繋げていきたいと思います。