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26 10月

2017年美術館研修を行いました!(関西②)

東西各2回に分けて実施した2017年度の美術館研修。
関東①)(関西①

 

10月19日に、関西2回目の美術館研修を行いました。

 

行き先は京都。
「京都国立博物館」、「京都迎賓館」、「京都御所」、「重森三玲庭園美術館」、「吉田神社」の5ヵ所を巡りました。

 

まず訪れたのは、「京都国立博物館」。

こちらで行われている開館120周年記念 特別展覧会『国宝展』を鑑賞しました。

 

200件以上の国宝が四期に分け一挙公開されている大人気の展覧会。関西ではなんと41年ぶりの開催とのこと! 平日にも関わらず、入場待ちの長蛇の列ができていました…(+_+)!

撮影NGの為、展示の様子はお見せできませんが、縄文土器にはじまり、絵巻物や陶磁、漆工、そして仏像も!!

 

なかなかお目にかかれない国宝を一度に見られる貴重な機会。入場者が多く一点ずつじっくりと見ることはできませんでしたが、数々の国宝を目に焼き付けてきました。

 

雨が降る中、続いて訪れたのは「京都迎賓館」。

「京都迎賓館」は、海外からの賓客を心をこめてお迎えし、日本への理解と友好を深めていただくことを目的に2005年4月に開館した国の迎賓施設。

 

日本建築の長い伝統の粋と美しさを、現代の建築技術と融合させる「現代和風」の創造を目指して設計されています。ガイドツアーに参加させていただき、詳しい説明を聞きながら見て回りました。

 

正面扉は、樹齢700年のけやきの一枚板。

趣のある庭園。

照明や家具、装飾品など隅々まで日本らしい美しさがちりばめられています。

東西の建物を繋ぐ橋の天井に施された透かし彫り。

池で舟遊びを楽しむための「和舟」。ブータン国王が来日された際に、乗船されたそうです。

 

続いて同じく京都御苑のなかにある「京都御所」へ。

 

以前は申込が必要でしたが、2016年から通年公開されていて、どなたでも無料で見学することができます。

 

その次は「重森三玲庭園美術館」へ。

京都の東福寺方丈庭園、光明院庭園、松尾大社庭園などの作庭で知られる、重森三玲の旧宅(書院・庭園部)が美術館として一般公開されています。

 

茶室には、モダンな市松模様。

苔の部分は陸を、砂利の部分は海をイメージされています。

重森三玲が設計した庭はその斬新なデザイン感覚により、昨今、テレビやポスター広告でも取り上げられるなど、頻繁にメディアでも紹介されています。

 

雨上がりだったので、緑がいきいきとしていてとても綺麗でした。

 

最後に訪れたのは、大規模な節分祭で有名な「吉田神社」。

 

お菓子の神様が祀られているそうで、下半期に向けてみんなでお参りをしてきました。

恒例のおみくじも。大吉を引いた社長とO部長。いいことがありそうですね(^^)

こうして盛だくさんな一日は終了しました。

 

歴史と伝統のある京都で、建築や庭園など、伝統的なものから現代的なものまで貴重な作品をたくさん鑑賞することができました。

 

今回の研修をきっかけとして、これからも個人個人が感性を磨き、仕事にいかしていけるように頑張ります!